砥部工場には2つのラインがあります。一つは食肉のスライスを行うライン、もう一つは整形を行うラインです。いずれも経験を積んだスタッフが作業にあたっています。原材料を製品に仕上げるまでの間で、最も注意をしているのは商品が溶けないようにすること。そのためコンベアーを冷蔵庫の中に入れて供給をコントロールしており、作業工程での滞留を無くして、ベストの状態をキープしたままでインピンジメントフリーザーに投入しています。また庫内を衛生に保つことには特に注力しており、作業終了時には庫内全体の自動泡洗浄を行うなど、細やかな取り組みを行っています。
スライスや整形の工程では、すべての商品を均一に盛り付けることも大切です。作業にあたる大勢のスタッフが共通のイメージを共有できるように、作業テーブルのそばには商品写真を添付。作業者が目視して規格を的確に判断できるような工夫を行っています。砥部工場では約100名のスタッフが働いており、時間帯によって交代を行うことも珍しくありません。そのためにもスタッフ間のコミュニケーションを緊密にし、始業時や終業時の挨拶も大切にしています。こうした日々の取り組みの積み重ねが、商品の品質向上につながっていくと確信しています。
生産部 課長/岡田 英明